飛ぶ教室/ひらまつつとむ
346 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/05/10(火) 21:23:14 ID:???
>>304
まだ見てるかな?手元に現物が無いので記憶を頼りに書いたのを投下します。

「飛ぶ教室」 ひらまつつとむ(全2巻)

小学生・オサムはある日、クラスメートと学校に新設されたばかりの核シェルターを探検していると
突如シェルター内のアラームが発動。オサム達を探しに来た担任の女教師・北川と、校庭に居た生徒達と共に
半信半疑でシェルターに入ると、世界を揺るがすような衝撃と悲鳴が。核戦争が勃発したのだ。
一ヶ月後、シェルターから出たオサム達が目にしたのは、壊滅した世界と死に絶えた人々の姿。
悲しみと絶望に暮れるオサム達。だが、生き残る為に子供達は力を合わせて奮闘する。

生存者探索の旅に出たオサムと親友の天才少年・サトルは、地下施設で生き残っていた電脳から
核戦争の原因が、隕石落下を某国が敵国の攻撃との誤認であったことを知ったり、
生存者と思って探し当てた物音が、無人となった工場でなおも働き続ける工業ロボットだったり
オサム達と同様に、偶然からシェルター内に閉じ込められた姉妹と乳幼児達を救出したりする。

様々な困難に直面しながらも、サトルをリーダーと据えた子供達は
爆風で地面に突き刺さったサンシャイン・ビルによって出来た井戸から、汚染されていない水を確保するなど
来るべき核の冬に備え始める。が、子供達の心の拠り所であった北川は、実は死の灰に蝕まれていて余命僅か。
サトルにだけその事を打ち明けた北川は、皆の動揺を防ぎ備えを優先させる為サトルに口止めする。

サトルは一人悲しみを胸に秘め、冬が迫る中皆を作業に駆り立てる。その強引な態度に不満を覚える子供達。
だが、サトルの人柄を知るオサムは彼を庇う。その最中、北川の病状が皆にばれる。
そして作業を放り出した子供達が、北川の元に駆けつけると彼女は既に息絶えていた。
悲しみに暮れる子供達。だが、病床の北川が書き残した一人一人に宛てた手紙を発見。
それに勇気付けられ、子供達は生き続ける決意をするのだった           END