東京クレイジーパラダイス/仲村佳樹
277 名前:東京クレイジーパラダイス 1/5 投稿日:05/01/01 17:28:14 ID:???
結構長いので概要をざっと。
                          
東京クレイジーパラダイス
全19巻 花とゆめ 仲村佳樹

紅月司(こうづき・つかさ):主人公14歳。犯罪から危険回避すべく男として育てられたが実は女しかも巨乳。
              警察官の息子(娘?)であり4人兄弟の3番目。バトルキング。熱い女。
白神竜二(しろがみ・りゅうじ):関東の大ヤクザ九龍組の3代目組長。14歳。冷静で超無表情。エロオヤジ臭い。
守門朝来(すもん・あさご):九龍組分家の一つ銀竜会の守門組組長の娘。竜二の許嫁。キツい性格。
カモさん:本名鴨島。竜二の側近であり育ての親。子煩悩。
伝説の聖妻:ヤクザの世界で伝説の存在となっている、戦いの女神と称される女。
      宝豪組(ほごう)というヤクザの第二夫人。故人。
東京:狂都市。犯罪だらけ。

ヤクザ同士の抗争で警察官だった両親を亡くした司達。
路頭に迷った司は、幼なじみであるが親の職業上犬猿の仲であるヤクザの竜二にたかることにする。
丁度その頃、竜二も親父である先代組長を暗殺され犯人を捜していた。
司は竜二のボディガードになり、犯人を捕まえることになる。
側にいるうちに徐々に交流を深める二人。
司は竜二の不器用な生き方を理解するようになり、竜二は司の真っ直ぐな生き方に憧れていた。
さらに竜二は幼い頃から司が女であることも知っており彼女に惚れていたようだ。
結局司と竜二の親殺しは同一の犯人であることが分かる。
犯人は九龍組の対抗組織である氷崎組と、九龍組の分家の一つであった。
司の活躍により犯人達を捕らえ事件は解決するが、竜二の家で飲み食いしまくった司の兄弟達は
借金をこさえており、借金返済すべく竜二は司にボディガードを継続させる。
ここから二人の長い付き合いが始まった。

278 名前:東京クレイジーパラダイス 2/5 投稿日:05/01/01 17:31:16 ID:???
その後、司を手放したくない竜二は借金を次から次へと増大させ、司は生活苦に喘ぎつつ竜二のガードを勤める。
(この後、各章ごとにライバル組織、人身売買組織、闇格闘組織など九龍組絡みの戦いが展開される)
司は竜二の借金攻撃に怒りつつも、竜二が自分の前以外では心を許さず組長の顔しかしないことに気づいていた。
そして組長として誇り高く筋を通す竜二に対し信頼感を抱くようになっていき、二人は友人だと自負するようになる。

一方、竜二の許嫁で、九龍組の聖妻候補である朝来は、ある事件で司が女であることを知る。
彼女は竜二が司に好意を寄せていることも感じ取り、竜二から司を引き離すよう躍起になる。
朝来が自分と竜二の仲を疑っているために、竜二との友情がうまくいかないと知った司は、
朝来に対しタンカを切り、竜二とは一生友達の誓いを立て、朝来は司と竜二が仲直りすることを許す。
しかしその直後、仲直りが嬉しくて本音全開の笑顔を見せた竜二に、友達宣言をしたはずの司はときめいてしまう。
それから司は事あるごとに竜二を意識してしまい、朝来と竜二の婚約発表も素直に喜べなかった。

そんな恋愛模様混線の中、九竜組は坂祝組(さかほぎぐみ)という別のヤクザの抗争に巻き込まれる。
坂祝組の組長の息子が、ある日ヤクを戯れに盗んだところとんでもない代物だったらしく、
坂祝の組員が何者かに次々と消されるようになっていったのだ。
ヤバイと思った坂祝組長は、関東最大のヤクザ九龍組の傘下に入ることを頼んできた。
しかし密会していた竜二と坂祝組長は、そのヤクで超人となったジャンキーに歯が立たず攫われてしまう。
朝来と司は組員を率いて助けにいくが、朝来はジャンキーに右腕を切り落とされてしまった。

右腕を失った朝来は人工義手を付けるが、聖妻に相応しくないと他の分家に追いつめられる。
聖妻を賭けて勝負するが、思うようにいかず半ノイローゼ。そんな時に、人に弱みをみせず
息もつけない戦いをする竜二を、司は癒したいと思うようになりとうとう自分の想いに気づく。
司は敢えて朝来にそのことを告白することで彼女の闘争心を煽り、朝来は聖妻候補に返り咲いた。
しかし司の気持ちを知った朝来は司に、もし竜二に手を出したら兄弟を殺すと脅すようになる。

279 名前:東京クレイジーパラダイス 3/5 投稿日:05/01/01 17:35:11 ID:???
その後何もない風に振る舞っていたものの、アクシデントで司は竜二に自分の想いを知られてしまう。
しかし竜二は司の気持ちと組の安泰のことを考え、何もないこととして耐えて処理することにした。
一方、朝来の方は完璧な聖妻を目指す自分自身に追いつめられ、考えすぎて日に日に憔悴していく。

3者3様にギリギリである状況の中、竜二と朝来の婚約披露が行われる。
司の変化を敏感に感じ取るカモさんは、司に竜二の第二夫人にならないかと持ちかけるが当然拒否。
しかし竜二は司にキスしてしまい、均衡は崩れる。司は竜二の元を去った。

彷徨う司は、街で例のヤクに関する情報を得て、警察で友人のアキラに協力してある島に潜り込む。
また、竜二の方もヤクの情報を得て、別ルートでその島に入り込んでいた。
そこで竜二達はヤクの元締めこと黒幕に襲われ、銃撃戦が展開されるが、
朝来は竜二が自分を妹として見ていたことに気づき、ショックで戦えなくなってしまう。
そして戦えない朝来をかばい、竜二は銃弾に倒れた。
竜二が撃たれたのを見た司はマジギレで態度豹変、鬼のような強さを披露する。
その鬼神のごとき姿にヤクの黒幕・シバはかつての伝説の聖妻・若桜(わかさ)をダブらせる。
過去に若桜と絡みがあったらしいシバは、今後司をストーキングするようになる。

竜二は一時的に植物状態となるが、司は今後竜二の側を離れず守り抜くことを誓う。
シバは手下を使い司を攫わせ竜二を殺そうと画策するが、ピンチにおいて竜二は目覚めた。
シバは司が紅月の家族ではないことをバラし、ではまたと去っていった。
司の兄・託間(たくま)は真実を話し、司が伝説の聖妻・若桜から託された子供であることを告げる。
さらに若桜は、ヤクとその中和剤の隠し場所に通じる「鍵」を司に隠していた。
かくしてシバの率いる牙流会(がりゅうかい)との「鍵」を巡る戦いが始まった。

280 名前:東京クレイジーパラダイス 4/5 投稿日:05/01/01 17:36:55 ID:???
牙流会は目障りな存在を潰すため、ヤクを一般人にばらまき九龍組を襲わせる。
カタギには手を出さないという竜二のポリシーの元、九龍組は甚大な被害を受けた。
司は傷ついた竜二を癒し、その姿にカモさんは司が九龍組の聖妻として相応しいことを確信する。

その頃、朝来は自分のせいで竜二が撃たれたため茫然自失、病院から抜け出し自殺場所を求め彷徨っていた。
しかしそこで不良警官・宗方に出会い、初めて自分自身を認めてもらうことで解放される。
ふっきれた朝来は、聖妻候補からは外されるが前向きに進み出し、宗方に好意を抱くようになる。

とうとう牙流会との全面戦争が始まり、竜二は決戦の場の国際空港へと向かう。
しかしそこではヤク漬けとなった一般人が戦闘態勢で待ち受けていた。
司はシバの狙いが自分であることを知り、自分と一般人を引き替えにして戦闘を回避。
竜二とキスを交わし、シバの元へと下った。(今後竜二はホモ組長と噂される)
その後潜入した竜二と宗方、朝来達により司は奪還、シバも九龍組へと捕縛することに成功した。

しかしシバの仲間は牙流会の人間兵器を持ち出し、九龍組を壊滅させようと仕掛けてきた。
牙流会の最終目的は、例のヤクを使い全身武器で超人となった人間兵器を作り上げることだったのである。
5体の人間兵器と九龍組は激しく戦うが、圧倒的な力を持った彼らの前に苦戦しまくる。
司は組員を率い、人間兵器と戦うことで己の力量を組員や果ては朝来にまで認めさせていく。
そして竜二と共に戦い抜くことを誓い、生涯の約束(に似たようなもの)を交わす。
竜二の幸福でアタマ一杯のカモさんは、そんな二人の姿を見て竜二の将来を安堵するのだった。

281 名前:東京クレイジーパラダイス 5/5 投稿日:05/01/01 17:41:36 ID:???
激化する戦いの中、竜二の不安は空しく適中し、カモさんは竜二を庇って死亡する。
親同然のカモさんを無くした竜二は組員の前では普通に振る舞うが、
司はそんな竜二に自分の前では本音を見せるよう慰め、竜二はカモさんを想い涙を見せた。

最後の人間兵器・フライアと司は一騎打ちで戦い、胸丸出しとなった司は皆に性別バレまくる。
また、組員達は鬼神のごとき司の姿に、伝説の聖妻の姿を投影する。
司はボロボロになりながらも勝利し、戦いは九龍組の辛勝で幕を閉じた。

戦いの中で傷ついた宗方を庇い脱出した朝来は、宗方に告白し二人は付き合い出す。ハッピーライフ朝来。

ラスト、九龍組から警察へ「鍵」の受け渡しの時、潜伏していたシバが騒ぎを起こし鍵を持って逃走。
追いかけた司はシバの復讐満ち満ちの過去を聞く。
宝豪組の次男だが病弱だったシバは、跡目の兄の影に隠れて人生を送っていた。
さらに若桜まで兄に奪われたシバは、復讐を果たすため敵対組織の牙流会に入り、兄と宝豪を壊滅させた。
最後は若桜とシバは刺しちがえ、若桜は死んだ。シバは別人の脳にコピーされ今まで生き続けてきたのだという。
司はシバに、若桜から鍵とともに託されていたメッセージを見せた。
それは、若桜がシバを最後まで愛していたという画像だった。それを見たシバは憑き物が落ちたかのようになる。
そしてコピーされた自分を消し体を元の持ち主に返すといって、「鍵」を司に返し去っていった。

全て事件は解決し、司は組員に「若桜の娘」ではなく「紅月司」として認められていることを知る。
(ここでほぼ司が「聖妻」を受け入れたも同然の状態と思われる)聖妻でもま、いっかーみたいな司。
しかしカタギの兄弟と別離することを恐れる司の心境を見抜いた竜二は、司の家族に前もって話に行き
(殆どお嬢さんを下さい状態と思われる)、兄の託間は建前ダメ本音ヨシのような台詞を述べる。

二人ずっと一緒に生きていこう、というノリで終り。
                                       終了