深海少年/こなみ詔子
133 :深海少年 :04/05/24 17:26 ID:???
※登場する人物は擬人化された海の生物で、深海少年とは深海魚のことです。

光の届かない深い海の底に棲む二人の少年、イントとラフル。
夢見がちな少年・イントは、沈没船で拾った本を見るのが好きだった。
本にはイントの知らない綺麗なものがたくさん載っていた。
光溢れる青い海、色とりどりの魚や珊瑚。
時々深海を訪れるクジラは、それが〈上の海〉であること、
更に上には〈空〉と呼ばれる所もあることをイントに教える。
〈上の世界〉に憧れ、次に生まれ変わるならクジラになりたいというイント。
だがラフルは「夢ばかり見るのはやめろ。何かに為り変わりたいなんて今の自分から逃げているにすぎない。
上の世界のことなんて考えるな」と冷たく言う。
イントは衝動的に〈上の世界〉へ向かった。
ラフルが止めるのも聞かず、クジラの助けを借りて、光射す海へ上がっていくイント。
しかしもう少しで海の上へ出るというところで、イントの体は泡となって水面に消えてしまう。

暗い深海でラフルはクジラに告白する。
〈上の世界〉に恋焦がれていたのはラフルのほうだった。
だが自分の体が〈上の世界〉に対応できないことを知っているラフルは、そこへ行くことができない。
夢と現実に苦しむラフル――その状況がラフルの体を二つに分けてしまった。
夢を否定し現実に生きるラフルと、夢を求め追い続けるイントの二人に。
イントを殺したのは自分だと嘆くラフルをクジラは優しく慰める。
「また夢を見よう。想い続けた空の夢を…」
  『叶ってしまえばそれは夢ではなくなってしまうのに… それでも夢を持たずに生きることはできない…』

 おわり    

134 :深海少年書いたヤシ :04/05/24 17:45 ID:???
短編なんでこれだけなんですが、『叶ってしまえば・・』ってのは泡が水面に出たからだと思われ・・。
よくわかりませんけど。
それと、クジラの慰め方も良くわかりませんが、夢を見てまたイントを作ろうってことなんでしょうかねぇ。
でもそうするとまた話が廻ってイントは消える?・・そしてまたまた夢を?・・・やっぱりよくわかりません。
あらすじはまんま書いてみましたが、内容の理解はでけまへん。