金色のシルバーバック/清原なつの
439 名前:清原なつの・金色のシルバーバック[sage] 投稿日:2006/05/21(日) 16:33:46 ID:???
>>436
アフリカ育ちのフランス人・ニコラは12歳の頃に祖母にフランスに連れ戻されたが、
どうしてもフランスの生活に馴染むことが出来ず、
16歳になって両親のいるアフリカへ戻ることにした。
しかし着いた早々に政情不安なアフリカの小国でゲリラ戦に巻き込まれ、両親と離れ離れに。
彼女を救い出したのは人語を喋るゴリラ。彼は「シルバーバック」と名乗る。
シルバーバックは密林の中の秘密の実験施設で実験動物として知能を高められ、
今は人の引き払ったその施設で一人暮らしていたのだった。
ゴリラの雄は大人になると背中の毛が銀色に変化するが、
シルバーバックは実験の後遺症で赤茶けた金色のまま。
彼は高い知能と金色の毛のせいでゴリラ社会に馴染めず、
何とかゴリラの群れに戻ろうと本やビデオでゴリラの研究をしていた。
ニコラとシルバーバックはお互いに共感し、心通わせる。
やがてニュースで両親の死を知ったニコラは
施設に残ってシルバーバックとともに一生暮らしたいと言うが、
シルバーバックはニコラを人間社会に戻そうとする。
やがてシルバーバックの通報でニコラを探しに来たレンジャー達が現れる。
ニコラが逃げ出そうとした時、シルバーバックがレンジャー達に襲いかかり
レンジャー達は発砲。ニコラは連れ戻される。

フランスに連れ戻されたニコラは、シルバーバックのことを書き始める。
突然シルバーバックが人間に襲い掛かったのは
自分を人間の世界に戻そうとした彼のお芝居だったのだとニコラは思う。
そして、ニュースで流れた両親の死が誤報で二人ともぴんぴんしていたように、
きっとシルバーバックも生きていると彼女は信じているのだった。

やがてニコラの書いたシルバーバックの本が発売され、彼女は作家になり
取材旅行のために再びアフリカを訪れる。
かつて二人で暮らしたあの施設の場所へ行ってみたが、既に建物は無かった。
しかし、そこに取材の写真用にと連れて来られた飼育ゴリラは何とシルバーバックであった。
そして、二人は森の中で仲良く暮らしましたとさ