もう一人のマリオネット/さいとうちほ
183 名前:もう一人のマリオネット[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 21:52:59 ID:???
さいとうちほ

バレエの発表会で演技の才能を発揮した少女七海は、 劇団の若きオーナー・神(じん)に
目をつけられ劇団に入団します。 神との恋愛模様を展開しつつ演劇稽古を中心に序盤は話が進む。
異色な才能を発揮する七海は早々に主役をゲットして、贔屓だと 苛められたりするも頑張って
本番を迎えられました。しかし当日になって相手役の男が神に反感を持っていて 逃げてしまい、
昔とった杵柄で神が舞台に立つことになります。
途中までは調子よかったものの、途中で神の様子が豹変。 別人のようになり舞台を混乱に落としいれます。
七海の頑張りで なんとか幕を引けましたが、神は二重人格であることが発覚。
その後も頻繁に別人格の不良兄ちゃんが出てきてしまい、 優等生の神の人格は徐々になりを
潜めていってしまいます。実は二重人格の正体は、神の双子の兄弟の健(たける)でした。
神さん大スキーの七海のおかげで神は消えずにすんでいたのですが、 そのうち健が七海に本気で
惚れてしまい、七海も知らず健に 惹かれ始めてしまいます。
そのため神はますます引っ込んで いってしまいピンチ。

生き別れの双子だった神と健は、別々の場所に住んでいました。 健の家が火事になったとき、
丁度健を尋ねていた神は健と炎の中で相対。本当の神は死に、健は神の人格に成り代わったというのです。
二人は対決し、次に七海の前に現れたのは神でもあり健でもある青年でした。
お互いの人格が融合した二人に両方にハートを 飛ばしていた七海はラッキーです。よかったね。

おわり  

ちょっとうろ覚えで失礼。間違いあったらどなたか補足ヨロ