ファイブスター物語/永野護
397 名前:ファイブスター物語(1)[sage] 投稿日:05/03/04 18:30:48 ID:???
そうとう、薄めてみました。
第一巻主な登場人物&用語

・騎士
筋力、反射神経などがきわめてすぐれた超人種。
騎士でなければMHのパイロットにはなれない。
・ファティマ
騎士とともにMHに搭乗し、操縦をサポートする人造人間。
精神がコントロールされており、人間の命令に逆らう事が出来ない。
人権は認められず所有物として扱われるが、自分の仕える騎士だけは
自分で選ぶことが出来る。
・モーターヘッド(MH)
人型巨大ロボット兵器。騎士とファティマが乗り込むことによって
操縦する。

・レディオス・ソープ
若き天才MH整備士。バランシェの友人。美少年。
・Dr.バランシェ
星団屈指のファティマ・マイト(制作者)。
・ボード・ヴュラード
トラン連邦の騎士。常に明るさを忘れない好人物。
・アトロポス、ラキシス、クローソー
バランシェの製作したファティマ三姉妹。
第一話で長女のアトロポスは行方不明。
・ユーバー
悪代官ならぬ悪領主。見るからに悪そう。
・アマテラス
国家A.K.D.の君主。先天性のアルビノで、絶世の美貌の持ち主。騎士。
・アイシャ
アマテラス腹心の部下。女性騎士。
・コーラス23世
コーラス王朝皇帝。通常、10の桁は省略されて3世と呼ばれる。騎士。

398 名前:ファイブスター物語(1)[sage] 投稿日:05/03/04 18:37:14 ID:???
第一話/運命の三人の女神・ラキシス

星団歴2988年。ソープはマシンがエンストで立ち往生しているところ
をトランの騎士ヴュラードに助けられる。
二人が目指す先は領主ユーバーの城。これからDr.バランシェの最新
ファティマのおひろめがあるというので、星団中から名だたる騎士が
続々と集まってきているという。
しかし、マインドコントロールを受けていないクローソーは、ユーバー
に利用されることを厭がり、城から脱走してしまう。
その場に居合わせて、追いかけるソープ。
ソープはバランシェの友人で、ユーバーから彼女たちを助けるために
やって来たのだ。

ユーバーの追っ手に掴まりかけたクローソーは、あやういところを
コーラス三世に助けられる。
一目見て、コーラス三世に、そしてその血につながる未来の騎士に
惹かれ、クローソーは彼の許に身を寄せる決心をする。
駆けつけたソープにクローソーは
「ソープ様が好きでした。でも姉様はもっとソープ様の事が。
今もソープ様を待っておられます」
とラキシスの気持ちを伝える。

幼いラキシスはソープに
「ソープ様がラキシスのマスターになるの」
「黄金のMHを作って下さい。その前で結婚式をあげるの」
と無邪気にねだっていた。
彼女は今もその気持ちを抱き続けているのか…。


399 名前:ファイブスター物語(1)[sage] 投稿日:05/03/04 18:40:04 ID:???
天才マイスター・ソープはユーバーに大歓迎で迎えられた。
偽装されていても、MHの素性を次々と当ててしまうソープに
ヴュラードは内心舌を巻く。
「これじゃ俺のファティマの素性なんて簡単に当てられちまう」
「そうしたら私のマスターもわかってしまいますものね?」
パートナーのメガエラは心得て身をひそめている様子。

軟禁されるラキシスと、ガラス窓ごしに束の間の邂逅を果たすソープ。
「ソープ様が来て下さった!」喜びに胸がいっぱいのラキシス。
彼女の異変を訝しむユーバーだが、助け船を出すように、アマテラスが
部屋に入ってくる。
領主の手が美しいアマテラスにいやらしく触れる。
それを見たソープの瞳が怒りに妖しく煌めいた。

おひろめの日。名だたる騎士が次々とラキシスを望むが、ラキシスは
誰も選ぼうとしない。
ソープはいない。失意に沈むラキシス。
一方ソープは「僕に彼女が愛せるわけがない」とラキシスに背を向ける
が、かつての妻・リトラーの亡霊に「認めるのが怖いのでしょう」と
叱責され、覚悟を決める。

「ラキシス! おいで!」
人波をかき分け、ラキシスに腕を伸ばすソープ。ラキシスは迷わず彼の
腕に飛び込んだ。
「マスター!!」
騎士でない者を選ぶとは、あのファティマは壊れている!
追われる二人。だがコーラス三世らの助力もあり、城から逃げ出す。
ミラージュ騎士団もなぜか二人の味方をする。


400 名前:ファイブスター物語(1)[sage] 投稿日:05/03/04 18:43:14 ID:???
ソープを助けようとするヴュラードは、謎の騎士に止められる。
「この騒ぎに乗じれば、領主を失脚させる材料は簡単に見つけられる
だろう」
ヴュラードは実はこのトラン連邦の大統領。
諸事情で放浪の旅に出ていたところ、留守の間にユーバーのごときが
幅を利かせていたので、とっちめに来た水戸黄門騎士だったのだ。
「まさか俺が仕事をやりすいように奴らが騒ぎを…?」

クローソーとラキシスにマインド・コントロールを施していなかった為
バランシェ邸にもユーバーの配下が迫るが、ここもミラージュ騎士に
よってすでに厳重に警備されていた。
「ラキシスはソープ様のもとに行きました。
私、ふられてしまいました…」
涙を見せるアマテラス。バランシェは頭を垂れた。
「すまん、"アイシャ"…」

ユーバーはついにMHを持ち出す。甥と偽って雇っていたデコースなる
凄腕の騎士に二人を追わせる。
追いつめられた二人だが、ソープが隠していたMHがそこで目覚めた。
黄金のMH。ナイト・オブ・ゴールド(KOG)。
ソープとラキシスは乗り込み、デコースを撃退する。


401 名前:ファイブスター物語(1)[sage] 投稿日:05/03/04 18:55:27 ID:???
「ソープ様、約束を覚えていて下さったんですね」
感激するラキシスに、照れるソープ。
「はじめまして、KOG。これからずっといっしょ。よろしくね!」
ラキシスを気に入ったらしい反応を見せるKOG。
「いい気なもんだ」苦笑するソープの髪が白く変化していく。
「そろそろ薬の切れる時間だ」
白い髪、赤い瞳。なんと、ソープの正体こそがアマテラスだった。
影武者を勤めたアイシャからは「さっさとお帰りください陛下!」
と小言の連絡。
アマテラス=ソープはラキシスにキスをして、自らの城へと
彼女を連れ帰るのだった。

一巻おわり。一話のエピローグは二巻冒頭に渡ります。

単行本を見ながら書くと、伏線を無駄に拾いそうだったので記憶だけで
書きました。細部違ってると思いますが大体こんな感じです。

406 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:05/03/04 21:56:53 ID:???
>>402
横レスだが>>400に出てきた「謎の騎士」とは、アマテラスの私設(あくまで国ではなく
アマテラス個人が所有する)騎士団であるミラージュ騎士団の全軍総司令を務める
F.U.ログナー。(ファルク・ユーゲン・ログナー)
第1巻ではパートナーのイエッタ(バランシェが作ったファティマの中では最年長組)と共に
黒装束に身を包み隠密行動していたが、ユーバーがソープ&ラキシスを追うべく城を出た後、
ようやくヴュラードやクローソーたちの前で素顔を晒したのだ。

また、>>401での「そろそろ薬の切れる時間だ」は単なる言い訳。本当は神としての力を使っていた。
第1巻冒頭のメインキャラ紹介でも彼は人間ではなく光の神だと明言されている。