ドラえもん のび太の宇宙小戦争/藤子・F・不二雄
508 名前:のび太の宇宙小戦争[sage] 投稿日:2005/07/27(水) 19:03:21 ID:???
スネ夫、ジャイアンと一緒にプラモで特撮ビデオをとっていたのび太。
しかし失敗してセットを壊してしまい、怒った2人に追い出されてしまう。
ドラえもんに泣きつき自分たちもビデオを作ることにし、出来杉を仲間に入れようとするが
ジャイアンたちに先手を越されてしまい、仕方なくしずかを誘うことに。
のび太は宇宙戦争ものをとりたいのだが、しずかは夢いっぱい人形メルヘンがとりたいという。
今回はそうすることにするが、出来杉を加えたスネ夫だちの本格的な撮影をみてのび太はやる気をなくしてしまう。
ドラえもんはしずかの持ってきたリリカちゃんやうさぎの人形をロボッターで動かし撮影をするが
その途中で、命令無しでは勝手に動かないはずのうさぎのぬいぐるみがいなくなってしまう。
泣き出すしずかと一緒にうさぎを探している途中、のび太は小さなロケットを発見する。
一方スネ夫たちは今までとったぶんのビデオを再生して見ていたが、クライマックスシーンで
何かを背に乗せたているうさぎが画面を横切っている映像が入り込んでいることに気づく。
がっかりするスネ夫。続きは明日撮影することに。

結局うさぎは見つからず、家に帰ったのび太とドラえもん。
ところがのび太の部屋に散々探したあのうさぎが戻ってきていた。
不思議に思いながらも喜ぶ二人。その晩ドラえもんは押入れに隠しておいたドラ焼きが齧られてることに気づき
ねずみかと怯えるが、そんな2人の前にピリカ星からやってきたとても小さな宇宙人・パピが姿を現す。
パピは故郷の星から単身地球に逃げてきたのだと言う。
うさぎに乗ってここまでやってきて、空腹のあまりドラ焼きに手をつけてしまったのだ。
次の日さっそくしずかにパピを紹介す2人。しずかはパピのために人形の家を持ってきてくれた。
しかしそれを断るパピ。自分には敵がいて、やがて地球まで追ってくるだろうから迷惑をかける前に出て行くという。
しかしそれならなおさらここに居ろと言う3人。パピは深く感謝する。
自分たちもスモールライトで小さくなり、楽しく遊ぶのび太たち。

509 名前:のび太の宇宙小戦争[sage] 投稿日:2005/07/27(水) 19:03:54 ID:???
撮影をしていたスネ夫たち。
そこに突然クジラのような宇宙船が現れ、プラモやセットを破壊してしまう。
ジャイアンが岩を投げ応戦するが、光線で攻撃をしてくる。
ドラえもんの道具に違いない、と怒ったスネ夫とジャイアンはのび太の家に殴りこむが
そこにパピが現れ、その宇宙船はパピを追ってきたPCIA(ピシア)の戦闘艦だと言い出す。
PCIAとは王位を狙うギルモア将軍の作った機関で、将軍に反対する人々をあらゆる手段で消していく恐ろしい組織である。
その長官はドラコルルという名の悪魔のような男であり、自分達の勝利を完全にするためにパピを狙っているのだ。
そう、パピはなんと10歳にしてピリカ星の大統領だったのだ。
星の者をおいて一人逃げてきたことを悔やむパピ。そんなパピに皆は力を貸すことを約束する。

裏山に不時着したPCIAの宇宙船は、パピを探すために町に探査球を放出する。
のび太たち五人に目星をつけたPCIAだが、それに気づいたのび太たちはパピを厳重に守るため
しずかの部屋に秘密基地への通路を作りそこにパピを匿い戦いの準備を始める。
四人の家のどこにパピがいるのかをつかめず苛立つPCIA。
しかしジャイアンのポケットに探査球を潜ませ、遂に基地の場所を発見する。
そしてのび太たちがスモールライトで小さくなることを知ってしまう。

PCIAの宇宙船が裏山にいることに気づいたドラえもん。
外出中のしずかを除いた五人で小さくなりスネ夫のプラモに乗り込み
長官を捕らえてピリカに乗り込もうと、いさましく発進していく。
だがそのとき、PCIAの宇宙船は入れ違いに秘密基地に向かっていた。
基地にやってきたPCIA。そこに一人遅れてきていたしずか(ちなみにミルク風呂堪能中)を発見すると
パピを呼び寄せるエサにと連れて行ってしまう。

何も見つけられず基地に戻ってきたのび太たちは、PCIAがやってきてしずかを攫っていったことに気づく。
助けにいこうとするが、なんとスモールライトまで持っていかれてしまっていた。
パニックになりながらも、とにかくしずかを助け出すためにラジコンの改造を始める四人。
壁にピリカ文字で「今夜一人で噴水の所まで来なければ人質は殺す」と書かれているのを見たパピは
四人に心のなかで感謝の気持ちを告げると黙って一人静かに去っていった。

510 名前:のび太の宇宙小戦争[sage] 投稿日:2005/07/27(水) 19:06:39 ID:???
夜になり、長官と取引をしたパピは無事しずかを取り戻した。
しかし去っていく宇宙船を見てパピが捕まったことを知ったしずか。
そこに空飛ぶ犬のような生物が現れる。
一方のび太たちは改造を終えしずか救出に乗り出すが、そこでようやくパピの姿が見えないことに気づく。
そこにしずかが変な犬と一緒に帰ってきた。しずかの口からパピが捕まったことを聞いた四人。
さらに、お喋りなパピの愛犬・ロコロコから自己紹介を受ける。
ロコロコは、ピリカ星にも反将軍同盟ができ決戦の準備が整ったからパピを迎えに来た所だったという。
そこで五人はパピの宇宙船でピリカ星に乗り込み、スモールライトを取り返し将軍をやっつけることを決意する。

ロコロコの操縦で宇宙に飛び立った五人。しかしビビリまくったスネ夫は部屋に篭ってしまう。
ピリカ星の近くまでやってきた一同。星をとりまく小さな星々のなかに同盟軍の基地が隠れているのだが
それを探し出そうとPCIAの巡視艇が常に回りをうろついている。
とりあえず手近な星に隠れようとするが、そこでPCIAの無人戦闘艇に追われている仲間のシャトルを発見する。
見殺しにはできない。スネ夫のラジコン戦車に乗り込み飛び出していった五人は
無事敵をやっつけ自由同盟本部に迎え入れられた。
同盟盟主のゲンブによると、明後日行われるギルモアの戴冠式の際にパピは処刑されてしまうという。
そこで同盟軍はピリカにある同志の地下組織と連絡をとり、当日一斉攻撃をしかけようとしていた。
そこでその連絡係に名乗り出た五人。大勢だと目立つので、のび太、ジャイアン、ドラえもんの三人で行くことに。
ところが戦車にしかけられた盗聴器からその様子はすっかり将軍のもとに届けられてしまっていた。
連絡員の動きを辿り、アジトをつぶしてからピリカの自由同盟に総攻撃をかけることを決めた将軍と長官。


511 名前:のび太の宇宙小戦争[sage] 投稿日:2005/07/27(水) 19:07:17 ID:???
翌日、流星の落下に見せかけてピリカに侵入したのび太たち。
それに気づいた長官だが、その後3人はドラえもんの道具で姿を隠したため見つけることが出来ない。
しかし道具の効果が消え始め、公園に逃げ込んだ所を見つかり包囲されてしまう。
のび太たちを包囲したまま、自由同盟を攻撃するため戦闘艇を小衛星隊にぶちこむ将軍。
ついに同盟軍は基地の場所を探知され、敵の総攻撃が始まった。
全力で応戦する同盟軍。しずかも参戦しようとするが、スネ夫が見つからない。
ようやく怯えて隠れているスネ夫を発見したしずか。
しかし泣き言を言って動こうとしないスネ夫をおいて、一人で戦車に乗り込み敵を迎え撃つ。

そのころのび太たちは、しびれを切らし遂に同盟軍の地下組織アジトに向かうことにする。
ドラえもんの道具で俊足になりアジトに駆け込むが、のび太が遅れてしまいアジトの場所が敵にばれてしまう。
地下組織の同志たちは惑星基地と連絡が取れずに困っていたところだった。
そこで綿密な打ち合わせを始める一同。
だがそこにやってきた将軍の軍隊に捕らえられてしまう。

戦車で敵を迎え撃つしずか。そこに、スネ夫が駆けつけてきてくれた。
もっとあなたのラジコンの力を信じなさい、としずか。
襲いくる戦闘艇を次々に撃破し、2人の活躍により敵を全滅まで追い込むことに成功する。
その後何も連絡が来ないのび太たちを心配した2人はピリカに潜入して様子を見に行くことにする。
だが、ピリカではドラコルル長官が、ラジコン戦車の弱点がアンテナであることを見抜いていた。

512 名前:のび太の宇宙小戦争[sage] 投稿日:2005/07/27(水) 19:07:47 ID:???
翌朝、将軍の戴冠式の行われるギルモア広場にて処刑のため縛り付けられたのび太たち。
パピから順に死刑執行の前の最後の発言を許される、
まだ残っているスネ夫たちに希望をかけるドラえもん。
そのころスネ夫としずかは無事ピリカの海に辿り着いていた。
だがそこに現れた敵の攻撃によりアンテナが狙撃され、操縦不可能になり2人は海に沈んでしまう。
もうだめかと思ったそのとき、不思議なことにしずかの体がぐんぐん大きくなってきた。
スネ夫も一緒にあっという間にもとの大きさ戻っていく。
広場に報告にきた兵の言葉に閃いたドラえもん。「そうか、スモールライトのききめがきれたんだよ!」
そう言う間にも、のび太たちもあっという間に元の大きさに戻っていった。
こうなればもう怖いものなしである。五人合流すると、次々に敵をなぎ倒していく。
逃げ出した将軍も、立ち上がった市民たちによって捕らえられた。
こうしてピリカ星には平和が戻ったのである。

スモールライトも取り戻した五人は、パピに別れを告げると再びロケットに乗り帰路に向かった。
そのなかで、チビのスネ夫はピリカ星で「巨人だ」と言われたことがよっぽど嬉しかったらしく、
また次の日曜にでも遊びに行こうとはしゃぐのであった。

《完》