ドラゴン騎士団/押上美猫
844 :ドラゴン騎士団1 :04/02/18 00:36 ID:???
単行本途中までしか持ってないので微妙ですが、挑戦してみます。

ラス、ルーン、ザッツの3人は竜族(人間よりも能力の高い種族。竜を操る。)の騎士。
竜帝リュクレオンの命によって敵将の魔王ナディルを倒し、首を持って帰る「途中」のところから物語が始まる。
魔物退治が好きなラスと財宝好きのザッツのせいでなかなか一行は城に帰れない。
ある時宿屋の娘セシアに魔物の話を聞き乗り込んでいく3人。
人喰い婆を退治し、実は人間を誘き寄せるため宿で働いていた人喰い婆の養女セシアも解放する。
その後も秘宝シシリーの羽を持つ魔物や邪妖精を倒していく一行はミラッテの洞くつで
ザッツの人間だった頃(竜族は一部後天的になる)の盗賊仲間キチェルに出会う。
彼女は竜帝の命により地図の欠片と言うアイテムを集めていた。
キチェルのすすめでシャンテルの占い横町に行くとそこでセシアと再会。
ここでも魔物を退治するがラスの剣が折れてしまう。
結局まっすぐに竜都を目指す事となった3人。ある宿屋に泊まった時に打ち取ったナディルの首は盗まれてしまう。
ぬすんだのは宿屋の娘に変身したセシアだった。
首を取り戻すためのヒントを得るため、占い横町に戻る3人。
そこで魔物の森にある望んだものの姿を移す、粋美の鏡を教える占い師デルテ。
だが3人は道を間違え精霊の森に入ってしまう。精霊族に眠りの攻撃をうけるも精霊族だったデルテと実は元精霊族だったルーンによりことなきを得る。また、ここで3人は初めてセシアを魔物だと知る。
粋美の鏡に向かうデルテ含めた4人は、魔物達の陰謀により魔物以外は死んでしまう復活の水をかけられそうになる。
なんとかラスの氷の魔法で切り抜けるもピンチは変わらない。その時何者かの剣が魔物に突き刺さった。
その剣の持ち主こそ竜帝リュクレオン。
王自らが帰りの遅い3人を迎えに来たのだった。

845 :ドラゴン騎士団2 :04/02/18 01:10 ID:???
城に戻った3人はセシアと再会する。
彼女は城の占い師として雇われていて、首を盗んだのも竜帝からの依頼だと話す。
不精ながら納得した3人は城で凱旋パーティーに出席する。
その時竜妃(つまり王妃)レイスリーネに取り戻した秘宝の宝石、竜の眼を渡す。
レイスリーネは竜の眼をザッツとルーンに凱旋の祝いとして渡し、ラスには竜妃がナディルに捕われていた頃付けさせられた封印符を渡す。(ちなみに持っているだけでも危険なので魔物であるセシアが預かる事となった。)
城で平和な日々を送る3人とセシア。そんななかセシアと仲の良い魔物ゾーマがぼろぼろになって現れた。
竜の城は結界により許された魔物以外ははね除けるが、昔竜帝の血を浴び唯一結界に入れるようになった魔物、ビアレスが襲撃してきたのだ。ラスによってすぐにビアレスは去るもセシアを迎えにくると予告する。セシアは魔物の仲でも特別な存在らしい。
 ビアレスが去った後ラスは新しい剣を手に入れ、竜官(竜族の幹部)のアルフィージとテーセウスは竜妃とともに謎の祭壇を発見する。
 再度ビアレス来襲。こんどはビアレスは魔法で作った子分?の魔物を引き連れていた。
数の多い雑魚はルーンとザッツが戦うもきりがない。そんな中ビアレスはセシアの元に表れる。
だがそのセシアはラスが魔法で変身した偽者だった。
ラスがセシアを狙う訳を聞くとセシアは周りの人間を自分の意志関係なくパワーアップさせる能力を持っていた事が分かる。
魔物の側に入れば魔物が、竜族側に入れば竜族の力が増す事となる。
戦いになる2人。ビアレスは覚えていないがどうやら2人には因縁があるらしい。
一方苦戦するルーンとザッツ。それを見たセシアは風の魔法で援護する。パワーアップの効果があるセシアの魔法でザッツとルーンは勝利する。
 ビアレスはラスとの因縁を思い出しさらに戦いは続く。ビアレスは窮地に追い込まれるも、突如表れた灰使いの手で竜城を脱出する。
とりあえず平和が戻る竜城。
一方ビアレスは灰使いの主人、錬金術師カールと出会っていた。


862 :ドラゴン騎士団3 :04/02/19 00:52 ID:???
>>846
ファンタジーだし初期は割とコメディ色の強い作品だから。
ただそのコメディのあたりから後半の伏線引いてたりしてます。

錬金術師カールはビアレスに協力を申し入れる。
竜城ではキチェルとザックが再会していた。キチェルは依頼された探し物、地図の欠片をあと1つで捜し終わると報告する。竜帝は地図の欠片で見つかる3種の秘宝は魔物に狙われるからと、ザックに彼女の護衛を命じる。
また精霊の森で異変も起こり、元精霊族であるルーンも異変の原因を捜す旅に出る事となる。
2人が旅立ち残った竜騎士はラスのみとなる。そこにカールの部下灰使いのガルファクシーを伴いビアレスが再度襲来。
魔物には効かない催眠効果のある灰でほとんどの竜族は眠ってしまう。
起きているのは竜官テーセウスとラス。そして魔物でであるセシアのみ。
ビアレスとラスは戦闘になるが、毒を受けラスは動けなくなる。そこを救ったのはセシアの友ゾーマだった。
一方灰使いはナディルの首がおさめられている扉の前にいた。そこに立ちふさがったのはセシア。2人は戦闘になる。
錬金術師カールはセシアに興味を抱き実験台として持ち帰るよう灰使いに命じる。死体にして持ち帰ろうとした灰使いは死の種をセシアに放つ。だがセシアと仲の良かった雪の魔獣クリューガーが彼女を庇い死んでしまう。
そこにセシアの危機に一時休戦したラスとビアレスが現れる。だがビアレスはカールに操られセシアを殺そうとする。なんとか意識を取り戻したビアレスはラスに自分を殺すように頼む。ビアレスは死に灰使いは撤退し竜城にまた平和が戻る。
そして自分のせいで死んだクリューガーを悼み、セシアは死んだものにも力を与えると言う伝説獣を捜しに旅立つ。ラスはゾーマを身替わりにしてその旅についていった。

863 :ドラゴン騎士団4 :04/02/19 00:56 ID:???
 一方舞台は地図の宝探しのザッツ達に移る。
最後の1つを魔物が奪ったと知ったザッツとキチェルは魔物のアジトに潜入する。
そこで最後の地図の欠片を見つけ、捕われていた光水(精霊族の一種)のリングリースを救う。
地図の欠片を竜の眼の力で一枚の地図に戻すとそこには見た事もない大陸が!それは魔物に滅ぼされ地図から消えてしまった東の大陸だった。地図はそこに宝があると示していた。
 船で3人は東の大陸まで辿り着く。宝のある場所まで行くが見つからない。しかしザッツが粋美の鏡で見た宝が3種の秘宝であると気付き宝の道を開く。魔物の襲来にキチェルと光水だけを行かせるザッツ。
キチェルと光水は無事秘宝を手に入れる事に成功した。

 次はルーンの旅に移る。デルテの占いの結果「片翼の天使」をヒントに精霊族を狩る者を捜すルーン。
 デルテにラスのことを占ってもらったルーンは、ラスが魔物だという占いの結果に悩みながらも、同じく精霊族を捜す野広と魔物に追われる口のきけない少女と共にもっとも大きな精霊の森に向かう。
 精霊族を狩っていたのはカールと部下の灰使いだった。2人は新しい魔物を作るため精霊族を捕まえていたのだ。
 3人は精霊の森につくも魔物が現れて戦闘となり、少女は魔物に連れていかれた。彼女は精霊族の姫でルーンの彼女のティントレットの仮の姿だったのだ。
 2人がなんとかティントレットのもとに辿り着いたときには、精霊の森に封印されていた怪魚ヴァラウーは解放されていた。だがルーンとティントレット、そして野広の「至善力」をあわせ、ルーンはその身にヴァラウーを封印する事に成功する。

865 :ドラゴン騎士団5 :04/02/19 01:02 ID:???

 ラスとセシアは旅先で竜官カイスターンと合流していた。
カイスターンもまた伝説獣の話を聞き、それが行方不明の風竜ではないかと確かめに来たのだ。
 3人は伝説獣のいる山に向かうが山の番人におそわれ、カイスターンは大怪我をしてしまう。その魔物の正体は宿屋に住む青年ギルだった。彼は元人間だったが改造され山の番人となったのだ。
 再度山に入る3人。ラスとギルの戦いを宿屋の少女フィージーが止めようとするが、自我のない魔物のギルは彼女を殺してしまう。フィージーを殺し混乱するギルとラスは戦いはじめる。
 一方山を登るセシアとカイスターンは天の星姫という占い師に出会う。彼女は伝説獣が風竜である事。風竜はナディルに殺されてしまった事。そしてナディルこそが風竜に選ばれし騎士である事を告げる。
 ショックを受ける2人に天の星姫は風竜と似た力を持つ風幻の杖をセシアに託す。そしてカイスターンはラスの命が残り少なく、それを救うには風竜の力がいる事。ラスの竜が火竜の「炎」ではなく、本来光竜「神」であることをセシアに告げた。
 ラス対ギルはラスの勝利で終わった。ギルにとどめを刺そうとするとすると、そこにラスの竜である「炎」が立ちふさがった。
ギルは本来ならば火竜の騎士で、炎の真の主人だった。だが庇う炎にギルは感謝をし絶命する。
 悲しむラスと炎の前に現れたのは死んだはずのクリューガーだった。
セシアが生き返らせたのかとそれを追うが、その先にいたのは錬金術師カールと灰使いガルファクシー。クリュ−ガーかと思ったのは良く似た「左の獣」という精霊族で出来た魔物だ。
 カールはギルを改造したのは自分だと告白し、ラスに自分のもとに帰ってくるよう告げる。ラスは「自分が苦しむ事になったのはお前が、自分が西の大陸の凶魔獣である事を思い出させたからだ」とカールを突き刺す。
ガルファクシーは帰還しカールにことのてん末を報告する。刺されたカールは偽者だったのだ。カールはガルファクシーにラスは竜族には勿体無い大事な魔物なので自分で記憶を取り戻して欲しいと語る。

866 :ドラゴン騎士団6 :04/02/19 01:06 ID:???
 宿に戻る3人。だが今度はセシアが魔物のNo2であるシャイデマンとシャイレンドラに誘拐される。
なんとかラスは彼女を見つけるが、セシアは魔物としての人格に変わっており(多重人格)ラスに襲い掛かった。
 セシアに復活の水をかけられたラスはどこかに去っていく。セシアは駆け付けたカイスターンの助力で本来の人格を取り戻す。

 ザッツとルーン、セシア、カイスターンそして占い師デルテが竜城に集まる。が、ラスだけが帰って来ない。
一見平和な竜城だったが、竜帝の原因不明の出血や挙動不審?なカイスターンなど妙に不穏。
竜妃がセシアに謎の祭壇を案内している時、やっとラスが帰って来た。
 だが帰って来てからラスの様子がどこかおかしい。そんなラスに不信感を抱くアルフィ−ジ。
ある夜ラスはナディルの首がおさめられている扉の封印を壊そうとする。そこにアルフィージが現れラスに真意を問いつめる。
だがラスはアルフィ−ジを刺し、重傷をおわせる。
 嵐に包まれる竜城。ラスは今度はルーンの前に現れる。ラスはルーンに封印されたヴァラウ−をときはなち、魔物を呼び寄せる。
ヴァラウ−にあと少しで支配されそうになるルーンだったが、死の妖精が叶えたアルフィージの最期の願いと竜玉(竜官の証のような者)によってそれを逃れる。
 ナディルの首を取り戻した魔物達。現れるラスと対峙する竜帝と騎士達。ラスは最後の仕上げとして竜帝の抹殺と魔王の復活を企む。
竜帝に呪をかけ、そして竜帝の唯一の後継者である自らの首をラスは切り落とした。
そしてその首にナディルの首が繋がる。それはナディルの復活だった。ナディルはラスの中で眠り、復活の水によって覚醒したのだ。(つまり城に帰って来た時はナディルだった)
 復活したナディルは魔物と共に城を蹂躙する。一方セシアは風幻の杖を使いラスの復活を試みていた。成功するも何故かラスは目覚めない。生命力がたりないのが理由だとカイスターンは話し、自分の力をラスに捧げ死んでしまう。
 カイスターンの犠牲によりラスは復活を果たした。
 城を制圧したナディルは撤退の条件としてセシアを差し出す事を要求する。セシアは要求を聞き自らナディルのもとに向かった。


29 :ドラゴン騎士団7 :04/02/20 23:51 ID:???
セシアを救いに旅立つラス、ルーン、ザッツ。
セシアは魔界に捕われているため、3人は魔界に移動できる「死体集めの魔物」を捜す。
そこで出会ったのが久遠シーナと言うナディルに恋する少女。だが彼女は既に死んでいて、死体集めの魔物サーベルの操り人形となっていた。サーベルはルーンの竜を奪い逃走する。
 ラスはサーベルの相棒メテオーラを人質として、ルーンとザッツは死体を先に集める作戦でサーベルを誘き寄せようとする。結果ラスとサーベルは戦闘になり、ルーン達の元にはサーベル配下の巨大魚の魔物ガバラがやってくる。ルーンはヴァラウ−を使いガバラに戦いを挑む。
 そこへやってきたサーベルとラス。するとサーベルが突然苦しみはじめる。彼の弱点は「至善力」で、ルーンの放つ至善力に大ダメージを受けてしまったのだ。
サーベルは魔界に転移し、ラス達もそれに巻き込まれ魔界に辿り着いた。
 サーベルの本拠地である森についた3人はナディルの城を捜す。森の中で3人は少女姿のティントレットを発見する。だが彼女の様子がおかしい。どうやら彼女は「実体」「意識」「記憶」に自分を分割し魔物から逃れていたらしい。
 少女姿のティントレットは「実体」で、「記憶」を手にした魔物リム・カーナの操り人形となっていたのだ。ルーンはラス達と別れ、「実体」だけのティントレットと共に「意識」を捜しに行く。


30 :ドラゴン騎士団8 :04/02/20 23:59 ID:???
 そのころ魔界に到着したゾ−マ。彼はセシアに風幻の杖を渡すべく魔界にやって来ていた。
しかしそこへ炎の魔物フェデルタが現れる。彼がサーベルに会いに行く途中だったためか、ゾ−マはなんとか見のがしてもらえる。
 そのサーベルはゾ−マのいる場所から少し離れた所でキチェル達と会っていた。
3種の秘宝を手に入れたキチェルとリングリースは、異次元の洞くつをさ迷った。そこで東の王の魂の助力を得、なんとか脱出した先が魔界だったのだ。
 サーベルはフェデルタと共に去っていったため、キチェル達は難を逃れた。近くにいたゾ−マとも合流する。ルーンの竜も主人の元へ帰っていった。
 リングリースがゾーマの持っている謎の「意識」ある球体が、精霊族の意識である事を伝える。そこに現れるルーンと「実体」のティントレット。
 その「意識」こそティントレットの「意識」だった。リム・カーナが「実体」と「意識」を融合させまいと立ちふさがったが、ルーンはそれを撃退。
 ティントレットが「記憶」は持たないものの復活を果たす。キチェルにティントレットを任せ、ルーンは「記憶」を探しに向かう。
 ラスとザッツはナディルの城を探すために高台に向かっていた。そこでキチェル達とはぐれてしまったゾ−マと出会う。2人は海の向こうにナディルの城を発見する。


 自分が単行本持ってるのは残念ながらここまで、16巻までの内容です。(もう20巻くらいまで出てたと思います・・・)
たしか現在の雑誌のほうでの展開はセシアがギルとビアレスを生き返らせ、みんなで魔界から脱出しようとしていました。