びんちょうタン/江草 天仁
755 名前:びんちょうタン[sage] 投稿日:2006/07/10(月) 16:49:26 ID:???
山の中の古い家に一人の女の子が住んでいました。その子の名前はびんちょうタン。
頭の上に備長炭を乗っけてるちょっと不思議な女の子です。
そんな訳で、びんちょうタンが日々暮らす姿を描いたほのぼの4コマ漫画です。
と言うか、健気に一人ぽっちで暮らしているびんちょうタンの姿に泣けます。

306 名前:びんちょうタン 1/4[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 15:44:26 ID:???
山で一人暮らしをしているびんちょうタン。
ウバメガ氏という紳士から定期的に送られてくる備長炭を頭に付け、
日雇いのバイトをしながら生活をする毎日。
(働いている子は炭を携帯するという風習がこの世界にはあるのです。)

お仕事を探しに、どんぐりが運賃の鳥バスを利用したびんちょうタン。
が、空からの降下に失敗しフラフラ。前から歩いてきた人と激突してしまう。
激突した相手は薬師見習いの発明大好き少女ちくタン。
その場はすぐに別れたものの、度々出会うようになり仲良くなっていく2人。
ちくタンの発明品で被害を受けたり、一緒に盆踊り大会に行ったり…

そんなある日、びんちょうタンはパン屋、ちくタンは学校給食のお仕事をゲットする。
ちくタンは来る大道具市に備えてお小遣いを貯める予定だったのだが、
給食のお仕事の日がその大道具市当日と、役場での手続き時に判明。
弱ったちくタンはおにぎりとの交換条件でびんちょうタンに仕事の取替えを依頼。
びんちょうタンも了承し、おにぎりと給食のお仕事を手に入れる。


307 名前:びんちょうタン 2/4[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 15:45:37 ID:???
びんちょうタンの仕事先の学校は立派な学校。
役場の人にいつもよりおしゃれにしてね、と言われたびんちょうタン、
新しい着物を出そうか悩むが、結局いつもの服を洗濯して行く事に。

お仕事当日は雨。大きな葉っぱを傘にして学校へ向かうびんちょうタン。
そこへ馬車が通りかかり、びんちょうタンに水をはねかけそのまま走り去っていってしまう。
馬車に乗っていたのは大金持ちのクヌギたん。

以前からびんちょうタンの事を見知っていたクヌギたん。
馬車の窓から鳥バスに乗っている所を目撃したり、
風に飛ばされた自分のゴミを拾ってくれたり。

その子が今自分の通う学校に仕事で来ていると知ったクヌギたんは、
水をかけてしまったお詫びをしようと執事に相談。
素直な謝罪と「魔法」を使えばいいのではと執事に言われ、
びんちょうタンが帰る時を待つことに。


308 名前:びんちょうタン 3/4[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 15:46:47 ID:???
びんちょうタンに謝罪し、これで新しい服を、と
「魔法」=現金を渡そうとするクヌギたん。
が、「いらない」の一言で拒絶し去っていくびんちょうタンにショックを受ける。

小さいころ水溜りでこけて汚れてしまった服、
それを「魔法」でピカピカの服に替えた時は自分は嬉しかったのに、
あの子はなぜ…?と悩み落ち込むクヌギたん。
もう一度会って謝りたいが、基本1日バイトなので
びんちょうタンは学校へは来ていなかった。

そこへ目の病気で今は離れて暮らしているクヌギたんの母親から手紙が届く。
中身はクヌギたんと、よく手紙に書かれているびんちょうタンへの手袋。
もう目がほとんど見えない母親が一生懸命編んでくれた手袋を見てクヌギたんは気付く。
あの服はこの手袋と一緒、お金で買えるようなものじゃなかったんだと…

(びんちょうタンの服は、今は亡きおばあちゃんがびんちょうタンの為に、
大切にしていたかんざしと交換してまで買ってくれた物だった。)


309 名前:びんちょうタン 4/4[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 15:48:08 ID:???
お仕事をゲットし、役場に手続きに来たびんちょうタン。
しかし今回とった仕事ではなく、以前の学校給食の仕事を紹介される。
その時の働きをチシャノキ先生が高く評価してくれ、
役場に電話をしていてくれていたのだ。
特に予定がないのなら、学校給食の仕事を続けないかと提案されるびんちょうタン。

学校前まで迎えに来ていた、最近ちくタンと飼いだした元野良犬のさじ、
それに綱を引っ張られて来たちくタンと共に家路につくのでした。


310 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2007/03/13(火) 15:54:46 ID:???
以上、びんちょうタンの今月号までのあらすじ。
他にもれんタンやあろえ、ちくタンの妹ちくリンなど登場しますが、
今の所ストーリーには関わってきてないので省略しました。