アライブ〜最終進化的少年〜/原作:河島正 漫画:あだちとか
261 名前:アライブ[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 00:05:28 ID:???
アライブ〜最終進化的少年〜
この漫画、寄生獣みたいなノリかと思ったら後からバリバリのバトル漫画になります。
原作・河島 正/作画・あだちとか

叶 太輔・・・ケンカは弱いが正義感溢れる高校生。幼い頃事故で両親を亡くし、今は姉と二人で暮らしている。広瀬の変貌に違和感を覚える。
叶 陽子・・・太輔の姉だが、同時に太輔たちの学校で保健医をしている。
広瀬 雄一・・・太輔の親友。優しく気が弱い性格なのでいじめられているが、その度に太輔に助けてもらっており、また密かに恵に好意を抱いている。ある日、高校生の大量殺人事件が起きその容疑者として捕らえられるが、その現場は人間離れした凄惨な光景だった・・・
落合 恵・・・通称メグ。太輔の幼なじみで太輔とはいつもケンカが絶えないが、それは彼への心配の表れである。

262 名前:アライブ[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 00:06:40 ID:???
叶太輔は正義感の強い、だが平凡な高校生だ。
その日も駅のホームで幼なじみの広瀬雄一をいじめっ子集団から守ろうとした――が、結果は返り討ち。
学校の保健室で、何とかいじめっ子を追い払ったもののボロボロになった太輔に
広瀬は自分がふがいない事を何度も謝り、同時に「いつも助けてくれてありがとう」と礼を言うのだった。
そこに落合恵が現れたが、彼女は広瀬の勘違い発言で太輔に切れ、無理矢理広瀬を連れ保健室を出て行った。
「またメグちゃんとケンカ?破局破局?」
その光景を見ていた保健医である姉が、太輔を茶化した。
反論しようとする太輔だが、姉の「口の中にあるもん出しなさい」という言葉でそれを遮られてしまう。
姉の差し出す灰皿に、困った顔をしながら抜けた歯を落とす太輔。
いじめっ子から広瀬を助けようとしたときデッキブラシで殴られたのだが、そのせいで歯が折れてしまっていたのだ。
そのことに姉は怒り、もっと自分を大切にしてよと太輔を諭す。
「――うん・・・分かってる」
そう答える太輔の脳裏には、事故で亡くした両親の葬式の日の事が浮かんでいた。

昼休み、メグは友人たちと教室で弁当を食べていた。その中の一人の小倉が、
メグに今朝の太輔のケンカ騒ぎについて聞いてきた。
そして友人たちの話題は自然と太輔の親がいないというウワサについてになった。
「やっぱりそれって本当なんじゃない?だからすぐ暴力に・・・」
「親がいないんじゃ、しょうがないのかなあ・・・だからあんた、あんなのにかまってると・・・」
メグはその話を最後まで聞かずに急いで弁当の中身をかっ込むと、ごちそうさまと言って立ち上がった。
どこ行くのと尋ねる小倉にメグは「そのウワサの幼なじみんトコ」と答えた。
太輔が屋上で一人パンを食べていると、メグがやってきてその隣に座った。
「しょうがない?しょうがないって何よそれ!」といきなりぼやき出すメグを、怪訝そうに見つめる太輔。
そのうち、いつものようにつまらない事で口喧嘩を始める二人だったが、
その頭上では、怪しげな黒い雲が急速に空全体に広がり始めていた・・・

263 名前:アライブ[sage] 投稿日:2005/07/20(水) 00:41:15 ID:???
太輔は授業中窓の外を眺めながら、今日はやたら救急車が通ることを不思議に思っていた。
そのサイレンの音を聞いて、幼い頃亡くした両親の事を再び思い出していると、教師に三角定規で殴られてしまった。
そのことに赤面しながらイラついていた時、突然空から黒い影が彼めがけて伸びた。
その瞬間、太輔はドスンという衝撃と共に自分に「何か」が落ちてきたのを感じ
そして同時に、宇宙の光景が眼前に広がった。
「おわっ!」
驚いていきなり立ち上がった彼をクラスメートは笑ったが、メグは一人その太輔の様子を怪訝がっていた。
帰り道、太輔が先ほどのことについて訝しがりながら歩道を歩いていると、
突然物音がして頭上から何かが落ちてきた。それはまだ幼い少女だった。
落下しながらも、目の合った太輔に少女は微笑んだ。
次の瞬間、大きな音と共に少女は太輔の足下の地面にぶつかり、そして死んだ。
どうやら飛び降り自殺のようだが、その死を目の当たりにして瞬間的に
「うらやましい」という言葉と笑みが太輔に浮かぶ。
すぐに太輔は我に返ったが、自殺を目撃した人々の悲鳴の中で彼は呆然と佇むのだった。
その晩のニュースでは、日本全国で起きた謎の自殺騒動について報道していた。
今日一日で二千件以上の自殺が発生したとキャスターが伝えていると、途中で続報が入った。
それはアメリカなどでも同様に、この自殺騒動は世界的規模で起こっているというものだった。
次の日、広瀬とメグと一緒に登校する太輔だが、その途中で何度も葬式に出くわす。
昨日の事を思い出して考え事をしながらすたすたと歩く太輔に、
広瀬が歩調を合わせようと小走りになったときに空から黒い影が伸び、
そしてドスンという音とともに広瀬に「何か」が落ちた。
よろめいた広瀬にメグが駆け寄ったが、広瀬は顔を赤らめながら何でもないと答え、太輔の後を追った。
休み時間、太輔は広瀬の姿を探すが見つからない。
広瀬は屋上で再びいじめっ子に取り囲まれていた。
「広瀬ってピアスとか興味ある・・・?」
数人に押さえつけられて動きの取れない広瀬に、女子生徒の一人がナイフを取り出した。

283 名前:アライブ[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 05:07:36 ID:???
月マガ連載中のアライブ〜最終進化的少年〜のことなら↓

普通の高校生、叶太輔が突如として変貌した幼馴染の少年・広瀬雄一と
その幼馴染にさらわれた同じく幼馴染の少女・落合恵、
そして広瀬をそそのかした黒幕の男・勝又を追って突如として手に入れた
不思議な能力を使いながら冒険していくバトルアドベンチャー。
主人公と幼馴染(男の方)は宇宙から飛来した精神体の影響で
能力を入手した。勝又も同様に能力者で、この能力は個人個人によって
まちまち。基本的にはトラウマがある人間が能力に目覚める。

友人を追う旅の中で親を亡くした少年・滝沢勇太と
勝又の一派に弟を殺され復讐をしようとしている少女・楠奈美の二人が
仲間になる。三人は勝又が残した「北へ向かう」という言葉を頼りに
北海道のとある湖にたどりつく。そこには「アクロの心臓」と呼ばれる
何かが眠っているらしい。勝又達が「あの方」と呼ぶ未知の存在の
半身であるそれは、同時に能力者の力を増幅させることもできる。

湖に集まった太輔達と勝又一行。そこには広瀬と恵の姿もあった。
広瀬は恵のことが好きだったが恵は広瀬を恋愛対象としては見ておらず
太輔の方に行為をよせていた。自分を助けに来た太輔に駆け寄る恵を見て
もともと勝又に操られ、揺さぶられていた心は完璧に崩壊。
出てきたアクロの心臓と同化・暴走する広瀬に太輔は己の力を振り絞って
なんとか広瀬を止めるも、生死不明の状態に。
なんとか生き残った勇太と奈美。しかし恵は再び勝又にさらわれる。
彼らの心に重たい何かを残しつつ旅は終わり、彼らは日常に戻っていく。

第一部は大体こんな感じ。大分端折ってますが。次第二部(現本誌掲載まで)。

284 名前:アライブ(二部)[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 05:09:39 ID:???
第一部から二年、少し成長した勇太の所に現れた謎の転校生・葵。
彼女が太輔について何らかの情報を握っていることに気づいた勇太は
彼女と彼女の兄に事情を問いただす。曰く、彼女達の母親が
太輔を保護しているとのこと。奈美と合流して太輔の元にかけつけた
二人だったが、彼は戦いのショックで記憶をなくしていた。

唯一の肉親である姉と引き合わせる事でなんとか記憶を取り戻した太輔。
同時に能力も復活した彼に、太輔を保護していた女性・手塚由紀恵は
勝又の野望を阻止するためにアクロの心臓を破壊して欲しいと
頭を下げる。広瀬の暴走を間近で見てその恐ろしさをよく知る太輔は
あんな危険なものを放っておくわけにはいかないと了承。三人と
彼女の子供のうちの能力者である者達がアクロの心臓を破壊することに。

アクロの心臓は米国が軍事活用をしようと回収して自国に持ち帰る
途中だった。軍事基地にのりこむ一行だが、結局捉えられてしまう。
能力者(というか太輔?)に反応して異様な挙動を示すアクロの心臓。
こっそりついてきた葵の協力もありなんとか全員無事に脱出はしたものの
アクロの心臓を破壊する事はできなかった。心臓は船に乗って国外へ。

なんだかんだで(すまん、詳しい展開忘れた)一旦奈美の実家に
身を寄せることになった太輔。周囲の人間に奈美との恋愛疑惑を囁かれつつ
一時の急速を得る。そんな折、恵の事を知る謎の人物が彼の前に現れた。
「恵は御霊と共にいる」という言葉を残して去っていく男。
喜ぶ太輔だったが、旅の中で少なからず彼を思うようになった奈美は
その知らせに安堵するものの、複雑な感情を抱く。

一方心臓を運ぶ米軍達の所には勝又側の能力者が入り込み、心臓を奪取しようと
画策していた。勝又本人は「アクロの御霊」(おそらくこれがあの方)と共に
どこかで生活を営んでいる様子。御霊は何故か恵のことを気に入っているらしく
「恵と遊ばせろ」「早く心臓を取り戻せ」と子供の外見のままにゴネるのだった。

285 名前:アライブ(補足)[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 05:10:49 ID:???
補足・宇宙から飛来した精神体うんぬんについて
この世界のベースは現実世界。でもって、宇宙の彼方から
生きる事に疲れて死にたがってた精神体が飛来してきた、という設定。
精神体は人に乗り移る(というか同化?)ことで死ねるようになるので
膨大な数の精神体達が人間に乗り移っては自殺したんだけど
その中に乗り移っても死なない人間がいた。これが能力者達。
そういう人はえてして心の中に何らかの問題を抱えていて、その問題が
彼らの使う能力の内容に深く関係している。

乗り移って死んだ人はかなりの数で、物語冒頭で謎の自殺事件として
話題になってた。世界中で万単位の人間が自殺したらしい。

途中の能力バトルや勝又側の人間以外の能力者との邂逅なんかは
端折ってます。もっと詳しく、という要望があれば
いくらか補足は可能ですので適当にリクしてくださいな。