アダ戦記/堤抄子
298 :マロン名無しさん :04/03/10 06:54 ID:???
「アダ戦記」行きます。
2巻までしか出てない&連載中なのでさわりだけ。

舞台は「中つ星」と言う惑星。文明レベルはローマ帝国末期と言う感じ。
政は占星術によって取り仕切られている。
# 黒き月と白き月が特徴と言える
しかしこの星は近年日照りによる飢饉に見舞われ、
更には「月鬼」(つくおに)と呼ばれる化け物が人々を襲い、滅亡への道を歩んでいた。

中つ星にある国のひとつ、「高原の国」では
吉兆の星の配置で生まれてきた朔夜(さくや)姫が王位についていた。
しかし彼女自身は政には一切関心を持たない。
それに乗じて官僚達は彼女に真実を告げず(彼女は月鬼すら知らない)、利権を我が物としていた。
彼女の婚約者(星の巡りで決められた)日下彦(くさかひこ)に対しても
「あなた嘘ばっかり言ってるもの」と相手にしない。

そんな彼女が暇に任せて城を歩き回っていた際、地下牢を発見。
そこには「凶兆の星に生まれてきたために幽閉された」青年が居た。
飢え死にさせるつもりで子供の頃から幽閉されていたのだが、
彼はコウモリを喰らって立派な肉体を持つ。が、言葉などは全く知らない。
朔夜姫は彼に「この世に仇なす悪魔なら"アダ"と名付けてあげる」と言い、
更には彼に言葉を教える事に興味を持ち始める。彼女が始めて「楽しい」と思える事に出会った。

が、官僚達は天変地異を収めるべくアダの処刑を画策。
朔夜がアダの教育を行っている事を知った日下彦はその予定を彼女に告げる。
すると朔夜は彼を振り切り、アダの牢へ直行。
「もういや、私がこれからする事は全て決められているもの、
でもあなたがこれから世界にする事は誰にも決められない!」

朔夜はアダを牢から解き放ち、アダは何処かへ逃げ去った。
「だってそのほうが世界は退屈じゃなくなるわ」日下彦に朔夜はそう言った…。

299 :マロン名無しさん :04/03/10 07:03 ID:???
…で、逃げたアダに声をかけたのは「白き月の精霊」を名乗る月波(つくは)。
彼女は生まれた頃からアダを守護していたといい、これからアダを導こうとする。
が、アダは朔夜が言ったように「何者にもとらわれない」性質の持ち主。
月波が考えたようには動いてくれない。

彼女が消えた時に(白き月が出ている時しか彼女は現れる事が出来ない)
盗賊団に入って、あろう事か殺しの楽しさを学んでしまったり。
賢者に預けてみたら、その賢者の詭弁を論で打ち破った挙句に支配してしまったり。
それでもアダは善の行動も悪の行動もその身で学んでいく。

月鬼を操っているのはどうやら「月読」(つくよみ)と言う精霊で、
月波と対立している模様だったりしますが、
アダは他の人間が狩られるだけだった月鬼を倒すだけの身体能力の持ち主である事も判ってくる。

でまあ、色々あって朔夜は日下彦と共に旅をしてアダに合流したり、
オカマの魔術師足日(たるひ)がアダに惚れたりと2巻の間にもごたごたしてます。

連載雑誌の最新刊では某キャラ追悼際が開催されそうな状況です。
こんなもんで紹介ひとまず終了。